「見せてもいい下着」とか「見られてもいい下着」ってあるじゃないですか。
前に新宿ピカデリーで映画を見た帰りに、地べたに座ってパンツ丸見えの人がいたんですよ。
あれは別に見せてもいい下着では無かったと思うんですが、あの人の中ではあれは見せても良い下着だったんじゃないかと思います。
そうなってくると、見せてもいいかどうかは結局自分次第だという事になってきます。
見せてもいい下着を着けてるんだけど、自分的には見られると嫌だから見せちゃダメな下着だったり、見せてはダメな下着をつけてるんだけど、別に見せてもいいから、自分的には見せてもいい下着だったり。
更に考えると、見せてもいい下着で自分としても見せてもいいと思っていても、凝視されるのは嫌って事があるんじゃないでしょうか。
人から「見えてるよ」って注意されて「あ、これ見せてもいい下着なんですよ」とは答えてみたものの、そこから視線を外さない人がいたらさすがに嫌なんじゃないかと。
例えばそれが新品の身体につけていない状態のものでも、さすがに凝視されるのは嫌なんじゃないかと思います。
いままでは下着ってのは見せないようにするのが普通だったじゃないですか。
そこに「見せてもいい下着」って概念を取り込むことで新しい市場を開拓したわけです。
そこでもう一歩進んで「凝視されてもいい下着」を売り出してみてはどうでしょうか。
特に外見とかシステムとかを変える必要はありません。
大事なのは「凝視されること前提ですよ」っていうコンセプトだけです。
で、凝視されてもいい下着が一般に普及したところで次の一手を繰り出します。
なんと「見せてはいけない下着」です。
こないだまで凝視されてもOKだったのに、いきなり見せることすらダメになってしまう。
素晴らしい逆転の発想!
これこそ平成のパラダイムシフトです!
ワコール辺りがこのアイディアを買ってくれないかと思う今日この頃です。
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